変形性膝関節症

変形性膝関節症 鍼治療の効果

ドイツや米国、スペインでは国際的に著名な専門学術雑誌に質の高い研究が報告されています。
WOMACスケールの改善を鍼治療群と、偽の鍼治療群で3ヶ月後・6ヶ月後を比較すると、ほぼすべてのWOMAC項目で鍼治療群が有利な傾向を示しています。

※WOMACスケール=平地を歩くときにどの程度痛みを感じましたか?1全然ない 2軽い痛み 3中程度の痛み 4強い痛み 5激しい痛み といった5択で答える質問、20程度の項目からなる評価票。

鍼灸、整体マッサージの目的

変形性膝関節症は痛むと動きづらくなり、運動量が減少⇒筋力低下し余計に軟骨が減ります。この悪循環を、鍼やマッサージのもつ鎮痛作用や筋肉をほぐす作用、治癒力活性、筋力低下予防効果で改善することが目的となります。

板宿鍼灸整体院での診方

通院頻度⇒目安として週1回
整形外科等のリハビリ・運動療法に通われている方⇒上記の国際的な研究結果は運動療法等と併用しての結果です。そのまま続けてください。鍼治療へ乗り換えではなく、併用で行いましょう。
整形外科等の薬液注射や薬の服用⇒上に同じ。併用で行いましょう。
当院は、筋肉の繋がりや姿勢の影響も視野に入れていますので、膝に限局した施術でなく首や肩、背中、腰、臀部、足裏も押圧していくことが多いです。

参考
順天堂大学医学部附属順天堂医院
エビデンスに基づく変形性膝関節症の鍼灸医学 全日本鍼灸学会編