直立姿勢の維持は複雑で、立つ、移動するなどは骨、関節の安定性可動性、固有受容器(圧力センサーみたいなもの)や前庭器(耳にある平衡感覚で有名なあれ)のバランスメカニズムと筋機能の協調で成り立っています。

この複雑なメカニズムの一部が障害を起こすと問題が生じます。

たとえば仕事や娯楽でポジションが悪いと、長い時間をかけて、それが蓄積して体が歪むのです。凝りが骨を引っ張ることや、凝りや不快感が神経を介して複雑なメカニズムに障害を起こすことも多い。

合わない靴、きつい服、肥満も原因になります。

高齢の方は上記と重なることもありますし、筋肉量の減少が多い。

治し方は、筋肉を正常な状態に近づけることです。

筋緊張はマッサージで改善し、日常生活を工夫することです。ストレッチや軽い筋肉トレーニングも推奨されています。

筋緊張は筋肉量を減少させやすいですし、凝っているままストレッチしても効果が薄く、筋肉トレーニングでは悪化することもありますし、凝り・過緊張が骨を引っ張る、痛み・不快感が神経を介して複雑なメカニズムに傷害を起こす(自律神経を乱す)など多くのことがあるので、まずは早めに整体マッサージで治しましょう。そしてストレッチ&筋肉トレーニングをしましょうということです。